思うに

なんで一人がさみしいのか。

それは、思いをはせる人がいないから。
誰かを思う夜は 一人でも寂しくならない。
誰かを思う夜は 時間は目まぐるしくすぎ
鏡で自分の顔を見ながら
「もうすこし鼻がたかければ・・」
「あの人はどんな女の子がすきなのだろう・・」
と、考えてるうちに
夜は朝を迎え、
人々はうごきだす。


わたしのよるは長い。
虚無感と、誰のことをも考えることのない心
そしてあたま。

体は欲求不満になり
そんな自分がいやしくなったりするんだ。



誰かを思うと
世界に色がつく。
月並みな表現でしかないけれど。

鳥はたのしげに鳴き
花は美しく
空気は晴れやか。

誰かを思うことがなければ、
世界には自分一人

何もかもが
リアルには感じられず、
全部がタニンゴト。



せいじょうなにんげんはいつもだれかをおもっていきている